様々な偶然の出会いが重なることで誕生した
倶知安じゃがプレミアムシリーズ「五四○」。
便利さで溢れている社会の中にも、
素敵な偶然に出会ったり、
予想外のものを発見する喜びのように、
心がときめくような
「Serendipity(セレンディピティ)」を
わたしたちは「五四○」を通じて、
たくさんの皆さんに提供していきます。
生産地の弱み、〝閑散期〟をなくしたい。
収穫期が限定される農産物を通年で販売し、
地域の雇用や産業につなげたい。
そんな思いがありました。
品質にこだわり長期保存にも耐える
わたしたちの「倶知安じゃが」なら、
この思いに応えてくれるだろうか?
その可能性は未知数でした。
しかし、そんな思いとは裏腹に、
たとえ在庫が余っていても
秋の収穫期になると「新じゃが」に
売り場を明け渡していました。
「新じゃが」の方が喜ばれるから……
そう判断して、
倉庫に残った〝ヒネ〟じゃがいもは
自分で食べるか内輪の仲間に配り、
「一年前のじゃがいもなんて
食べたことないでしょ?」
なんて、話題にする程度だったのです。
その日も、残ったじゃがいもをお土産に
すすきの浪花亭の村井社長と
料理長の隆さんに会いに行きました。
そのじゃがいもは偶々、
一年半ほど倉庫で
眠っていたものでした。
一年半なんて、
どんな味がするのだろう?
初めて見るじゃがいもに興味津々。
さっそく蒸して食べてみることに。
「なにこれ!」
「あめぇ~!」
「これじゃがいもじゃないじゃん!」
大きな声で喜ぶ二人に、
正直なところ、
そんなに⁉と驚いてしまいました。
二人の喜ぶ様子は
今でも忘れません。
本当においしい食材って
どんな食材のことを言うのだろう?
どんな価値があるのだろう?
いつも迷いみたいなものがありました。
それが彼らの喜ぶ姿を見た瞬間に、
二人のように
素敵な偶然に出会う喜びを、
もっとたくさんの人に知ってもらいたい!
「新じゃが」にはない新しい価値を
届けられるのではないか!
そんな想いが込み上げました。
そのきっかけをくれたじゃがいもに
一年半という時間になぞらえて
わたしたちは「五四○」と名付けました。
倶知安じゃがを長期熟成したプレミアムシリーズ「五四○」。先人の知恵を生かした「雪室貯蔵」で温度変化をなるべく少なく保ち、貯蔵したら動かず優しく眠らせるように540日熟成させます。デンプンの糖化作用により、甘みの増加とコクが生まれ体験したことのない味わいが生まれます。
「五四○」の原料である倶知安じゃがは、北海道・羊蹄山麓の豊かな自然と、畑の土づくりや計画的な作付け(圃場管理)など生産者の惜しみない手間ひまによって作られています。皆さんに安心しておいしく食べていただきたいという生産者の想いと努力の結晶です。
皆さんと「五四○」の出会いを創り出すのは私たちが伝えたい想いに共感し、一緒に協力していただける料理人の皆さん。
「五四○」の濃厚な味わいを、さらに美味しく、そして想像を超えるような「偶然の出会い」として演出してくれます。※「五四○」は生産量が限られているため、提携先の飲食店のみでの取り扱いとなります。
そこに行く理由は、
そこにしかない価値があるから。
「五四〇」の美味しさは、
素晴らしい料理人の手によって、
「Serendipity(偶然の出会い)」
として提供される。
【倶知安じゃが「五四〇」ムービー(03:58)】