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羊蹄山の雪も日々日々下へと降りてきて、農作業の終わった土色の畑と山にうっすらと積もっている白い雪のコントラストが長くて厳しい冬への移り変わりを教えてくれています。
近くの山々でも急激に変わる季節に遅れないようにと木々が葉を赤や黄色に染め
道端ではたくさんの方々が写真を撮っていました。
今回は、前回お伝えした”倶知安じゃがクオリティー”とは少し目線を変えたパート2 自分たちの生産した農作物が一体どこで売られていて、どんな方々に買っていただいているのか、そして他の産地の取り組みなどどうなっているのかを見に、10月6日〜7日の2日間”倶知安じゃが”の販売地域でもある札幌市に生産者の方々全員で研修へ行ってきました。
自分たちの生産した”倶知安じゃが”ももちろんですが、今回はせっかく現場に来たのですから、他産地の商品や自分たちの商品を販売していないお店など市内5店舗を回りました。
自分たちの商品を見つけた時の喜びや、手にとってくれているお客さんを見かけた時の嬉しさはまさに現場でしか感じれないですし、逆に他産地の商品が綺麗に陳列されていた時になどは自然と「自分たちの商品との違いはなんだろう」という声が。
”倶知安じゃが”をなぜ大消費地の首都圏ではなく北海道で販売開始したのかは実はこれなんです。
生産者が結果を感じることができる!というのを大切にしたかったんです。
春から約半年間、畑に種を蒔き自分たちが育ててきた何百トンという”じゃがいも”が一つ一つ綺麗に陳列されていたり、ギフトとなって”地域の代表”として日本全国の家庭へお届けされている そんな現場で感じたうれしいや楽しいが、ものづくりの楽しさや自信やほこりにつながっていくのだと思います。
スーパーで売っている農産物をじっくり見たのは今回が初めてだという方が数名いましたし、うれしい気持ちと同時に感じた”悔しさ”もありますが、それは必ず来年への意欲となってものづくりに反映することができます。
販売している距離が近いからこそ簡単に感じてもらえる”結果”は今後も大切にしていきたいです。
そして!
今回は1泊ですよ!
まだまだ試練は続きます。
夕方からは札幌市大通り地下歩行空間に場所を移してPR活動。
先ほどのスーパーとも違い、また一段と消費者の方々との距離が近いので会話を楽しんでいる方もいました。
自分たちの成果や結果も大切ですが、視点が変わりお客さんにとっては地域そのものがイメージだということも少なくはないと思います。
今回の大きな成果の一つでもある
”ものづくりは地域の大切な魅力の一つである”
ということを感じることができる貴重な体験もできました。
ここまでくると緊張も解けたのか笑顔も?
そして、まだまだ研修は続きます。
いつも大変お世話になっている札幌すすきの海鮮炉端 Robata 活男さんへ
みなさんの手元にあるのは?
結論から言いますと、全員不正解でした。笑
自分たちの産地の商品で”楽しんでもらう”という事を体験してもらい、美味しいお酒と料理を楽しんでもらいました。
実際に消費している現場でしかわからない事もあれば、生産の現場でしかわからない事もたくさんあります。
でも大切なのは、お互いの事を理解し食べて美味しい農産物作りを支える仕組みなのかなと思います。
最後は皆さんで
2日間本当にお疲れさまでした。
倶知安じゃがクオリティーの要素の一つ
”現状を把握する!”
これからも笑顔溢れるものづくりを北海道倶知安町から日本全国の食卓へお届けいたします。
倶知安じゃがブランドサイトでは、”倶知安じゃが”をお客様へお届けしていただけるお店などをサイト上でご紹介し、倶知安じゃがの魅力やお店や人などの紹介、それを支えてくださっている方々を全力で応援していきます。
”倶知安じゃが”に関するお問い合わせなどは
mail: info@kutchanjaga.comまでお気軽にお問い合わせ下さい。